卵油

卵油とは

卵油はいつの頃からか家庭で作られ、貴重な健康法の一つとして利用されてきました。現代家庭療法の古典とも言える『家庭における実際的看護の秘訣』が1925年に発刊されましたが、その中にも心臓病、若白髪などが卵油によって良くなったと実例が紹介されています。それ以降の用例を見ても、卵油が血行をよくし、肩こりや腰の痛みなどをとり、疲労感を和らげ、体全体に活力を吹き込むものとして利用されています。

人間の体は60兆個ともいわれる膨大な数の細胞からできています。その細胞のすべてが充分に栄養を摂取し新陳代謝が活発に行われていれば、健康体を維持できるわけですが、卵油は血液循環を活発にして体のすみずみまで栄養を栄養を行き届かせる効用があります。

卵油の含有成分を見ると、生命の基礎的物質であるレシチンや、血管にたまった余分なコレステロールを取り除くリノール酸などの不飽和脂肪酸があり、血液循環や新陳代謝を活発化するのに役立っています。

こうした卵油の効用・作用は@筋肉に良い栄養源となる、A筋力だけでできている金増の働きに良い、B血の巡りをよくしてハゲや白髪を防ぐ力がある、C血行不良が原因となる肩こり、筋肉痛の改善に役立つ、D外用すれば痔にも有効、E女性が最も気にする自然な美肌つくりに大いに役立つ、など多彩です。いずれにしても、血液の循環は健康の基本なのでm、そのほかにも派生的に様々な効能が期待されています。

卵油の作り方は、鶏卵の黄身だけを取り出して長時間にわたって、とろ火で焼き上げていきます。終わりの頃に少量の油が残ります。これが卵油です。

家庭で作るには2時間ほど要します。用意するものは、鶏卵の黄身を10〜20個、フライパン、しゃもじです。

作り方
始めに黄身だけを取り出してフライパンにいれとろ火にかける。

火にかけいり卵を作るときのようによくかき混ぜる。

次第にいり卵のように黄身がぼろぼろになってくる。それをしゃもじで押しつぶしながら平均に焼けるようにかき混ぜる。

ぼろぼろの塊が細かい粒になります。

さらにかき混ぜていくと、全体が狐色になりやがて濃い茶色に変わる。この頃には濃い異臭がたつようになります。

黄身は真っ黒くぼろぼろになり、これを押しつぶすようにかき混ぜる。

徐々にべとべとした液体に変わり黒い液体がにじみ出てきます。この頃にフライパンを一方に傾け、黒い液(これが卵油)だけを貯めるようにする。

充分に油が出たところで火を止める(あまり長くやり続けると油が無くなってしまいます。)

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