タンパク質

タンパク質とは

タンパク質とはほとんどの生物の細胞に含まれている高分子窒素有機化合物の総称です。筋肉、皮膚、臓器などを構成する基本物質であると同時に、酵素やホルモン、免疫抗体、遺伝子などの活性物質としても機能しています。

タンパク質は、アミノ酸が数十個以上連結したポリペプチド鎖からできています。使われるアミノ酸は、約20種ですが、結合の配列順序が無数にあるため、精製されるタンパク質も無数にあります。食品に含まれているタンパク質は、人の体の中でペプシンやトリプシンなどの消化酵素によってアミノ酸まで分解されます。そして分解されたアミノ酸を材料として、DNAの遺伝情報に基づいた新しいタンパク質が作られます。

タンパク質には、アミノ酸だけが結合した単純タンパク質(アルブミン、グロブリン、グルテリン、プロラミン、プロタミンなど)や糖や脂質などのほかの物質と結合している複合タンパク質(リンタンパク質、糖タンパク質、色素タンパク質、核タンパク質、リポタンパク質、金属タンパク質など)、熱や酸などで変性された誘導タンパク質(ペプチド、ゼラチンなど)があります。

タンパク質は、生命活動によって再び体内で分解されたり、アミノ酸に再合成されたりを繰り返し、少しずつですが消費されます。なので、毎日必要量を補わなくてはいけません。実際には成人の場合、食事で摂取するタンパク質とほぼ同量が体タンパク質の分解でできたアミノ酸から作られています。その結果、体内で合成される体タンパク質の量は一日に体重1kgあたり3g程度とされています。(但し、新生児は17g、幼児は7g、高齢者は2g)タンパク質の一日の所要量は成人男性で70g、女性が55gです。成長期にあたる12から14歳のときはもっとも多く必要とし、男子が85g、女子が70gです。

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